ネット回線に四苦八苦3

前回までのあらすじ

 

ネット回線工事も終わりほっとしたのも束の間、

新たな試練が待ち受ける。。

 

 

 

あれ?

携帯、圏外。

 

 

Wi-Fi回線、、

少し繋がって、すぐ切れる。。。

 

画面に映る

インターネットに接続できませんの文字。。

 

真っ白になる頭。

 

1週間、

調べに調べ、家に帰ってからルータ、ONUを初期化、再接続を繰り返し、

妻の携帯と私の携帯、2台で、

1台は繋がらないルーターへの接続。

もう1台で、設定、ルーターが繋がらない場合のサポートページの閲覧。

 

次々出てくる新たなIT用語。。

募るイライラ。。

八つ当たりで、思わず握りしめる、近くにあった本。

奇跡的なタイトル「怒らない人はうまくいく」

 

ムキーーーーーーーー!!!!なんか余計腹たつ!!!

すごく良い本でしたが、この時ばかりは、、、、

 

 

 

 

その後も回線会社、ルーターの販売元にチャットで質問。

繋がらない、お客様センターへの電話。を繰り返し、指示されたことをこなす毎日。

それでも上手くいかない。。

 

はた、と思い出す、回線工事のお兄さんの「あれ?」の一言

 

次の日、工事が早まった時にかかってきた電話番号に電話をかける。

 

 

「こんにちは、先日工事して頂いた私と申します。お聞きしたいことがあって、、」

 

 

お兄さん

「なんですか?」

 

 

「先日、工事の際に、なんか接続が、、みたいなことを言われてましたよね。

そのせいかどうか分からないのですが、回線が、繋がったり、切れたりするのですが、、

工事に問題などある可能性は、、」

 

 

お兄さん

「いやー、違いますね、こちらに問題はないです」

 

「そうですか、、失礼しました」

納得はいかないが、こちらは素人。

プロに自信をもって言われると、引かざるをえない。

 

だが、こちらも引き下がるわけにはいかない。

 

もう、すでに、プロバイダーへのお支払いは始まっているのである。

 

さらに、調査を繰り返し、絶対にこちらにミスはないと確信。

そして、直接では埒が開かないと、プロバイダーを説き伏せ、工事会社に再依頼。

 

 

ええ、

忙し中、

無理矢理の感じで、来て頂きました。

 

ちょっとイライラした雰囲気のお兄さんが、十分後、体を小さくしながら言いました。

「すいません、確かにおかしいです」と。

 

結局、元の基地局?の配線に問題があり、私の住んでいる地域ごと異常があったが、クレーム等が無かったため異常に気がつきませんでした。とのこと。

 

そして、ここで役に立つ本。

「怒らない人はうまくいく」

 

 

 

 

「ま、お茶でも。お陰でIT用語にも詳しくなりましたよ。ニヤリ」

 いつも器の小さい私が、大人の階段を1つ登った瞬間となりました。

 

そして、長かった回線騒動は終わりを告げ、新たなITの旅が始まるのである。